渡辺通駅徒歩1分|ホテルニューオータニ博多内|薬院サルースこども・おとな歯科|小児歯科・小児矯正

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小児歯科・小児矯正

小児歯科

生涯を通して整った歯ならびで、健康的な歯でい続けるためには、子どもの時期の正しいケアが大切です。子どもの歯はとても弱く、歯みがきも上手にできないためむし歯になりやすくなっています。また、口呼吸や指しゃぶりなどのクセのせいであごが正しく成長できず、歯ならびが乱れることもあります。かわいい我が子に「むし歯で痛い思いをして欲しくない」「きれいな歯ならびになって欲しい」とお思いでしたら、親御さんのケアとともに、定期的に歯医者へ通院しましょう。
渡辺通駅徒歩1分、ホテルニューオータニ博多内の歯医者「薬院サルースこども・おとな歯科」は、お子さんをむし歯から守り正しい歯ならびへ導くためのサポートを行います。小児歯科・小児矯正でお悩みでしたら、お気軽にご相談ください。

ご家族そろった取り組みが、お子さんのお口の健康を守ります

ご家族そろった取り組みが、お子さんのお口の健康を守ります

ご家族そろって口腔ケアへの意識を高めることが、かわいいお子さんのお口の健康を守ることにつながります。親御さんが手本となって、毎日丁寧に歯みがきをする、正しい食生活を送る、しっかり噛んで食べる、などのお口にとって良い習慣を実践すれば、お子さんも自然と身につくものです。
さらに、お口の健康を守るために歯科医院で定期検診を受ける姿勢を見せれば、お子さんの口腔ケアの意識が高まり、「歯医者に行くのが当たり前」になっていくことでしょう。そうなれば、生涯を通して、むし歯・歯周病などのお口のトラブルを減らすことにつながります。

食育の大切さ

食育の大切さ

「食育」とは、正しい食生活の知識と経験を積み重ねながら、お子さんの健やかな成長を促すことです。「だらだら食べる」「偏食する」「やわらかい物ばかり食べる」などを習慣にしてしまうと、歯やあご、そして全身の成長や発育を妨げる可能性があります。

3度の食事だけでなく、おやつも子どもにとっては大切です。しかし、糖分が多い物ばかりでは、むし歯のリスクが高まってしまうので注意しましょう。「キシリトール入りのキャンディーを取り入れる」「糖分が低くビタミンや食物繊維が豊富な果物を与える」などの工夫をしましょう。

噛むことの大切さ

噛むことの大切さ

近年、やわらかい食べ物が増えたため、食事の際の「噛む回数」が減る傾向にあります。物をよく噛むとお口の自浄作用がある唾液の分泌量が増え、消化を助けるとともに、むし歯の予防にもつながります。また「よく噛む」とお口まわりの筋肉が発達し、骨の成長を促され、あごの健やかな発達につながります。さらに、脳への血流量が増えるため、成長期のお子さんにとって「しっかり噛む」ことはとても大切です。

ほかにも噛むことにより、あごや舌の筋肉が発達し正しい発音を助け、顔の筋肉の発達により表情が豊かになります。また、噛む回数が増えれば、満腹中枢への刺激が伝わるので過食や肥満が防げます。

子どもをむし歯から守るために

むし歯は遺伝ではなく感染症です

むし歯は遺伝ではなく感染症です

むし歯は遺伝の病気ではなく、原因菌の感染によって起こる感染症です。生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中にはむし歯菌は存在しないので、そのままであればむし歯になることはありません。
しかし、生活を通して親御さんを始め周りの大人の唾液からむし歯菌に感染してしまいます。この感染時期をどれだけ遅らせられるかが、将来のむし歯リスクを抑えるのに重要です。

子どもがむし歯になる3つの原因とは
  • 原因1:乳歯は歯質が弱い
    乳歯は永久歯に比べるとエナメル質が薄く、むし歯への抵抗力が低いため、むし歯になりやすいのです。歯質が弱いため、むし歯になってしまうと進行しやすい傾向にあります。
    お口の中にむし歯菌のエサになる糖分があるとむし歯にかかりやすくなります。不規則に食べたりだらだら食べたりせずに、おやつの量や食べる回数を適切に管理しましょう。
  • 原因2:歯みがきがうまくできない
    むし歯予防のためには、毎日の歯みがきがとても大切です。しかし、小さなお子さんだと、自分だけでお口のすみずみまできれいにするのは難しいものです。親御さんが仕上げみがきをしてあげて、お口のすみずみまできれいにしてあげましょう。
  • 原因3:食べかすが溜まりやすい
    乳歯の奥歯にある噛み合わせ面の溝は、とても深く複雑な形状をしています。そのため食べかすが溜まりやすく、みがき残しもできやすいものです。
    毎日の歯みがきで仕上げみがきしてあげるのはもちろんですが、歯科医院でシーラントを行うのもおすすめです。
初めての診療は
「歯が生え始めたら」

初めての診療は「歯が生え始めたら」

むし歯のリスクは歯が生えたときから始まります。お口の健康を保つためのさまざまなアドバイスをお伝えしますので、「歯が生えそろう」のを待つのではなく、「歯が生え始めたら」一度ご来院ください。

成長ごとの診療タイミング

成長ごとの診療タイミング

子どものお口の中は成長にともない大きく変化します。そのため定期検診だけでなく、歯科診療を受けるときに外さないでいただきたい3つのタイミングをご紹介します。
最初のタイミングは乳歯が生え始めたときです。2つ目のタイミングは乳歯が生えそろったときで、おおよそ2歳半から3歳半の間です。歯みがきの仕方や親御さんの仕上げみがきのコツをアドバイスしますので、口腔ケアを習慣にできるようにしましょう。

3つ目のタイミングは、永久歯に生え替わり始めた時期です。永久歯は6歳ころに生え始め、12歳ころには生えそろいます。この生え替わりの時期は歯がデコボコに生えていて、汚れがたまりやすく、むし歯のリスクが高まります。生えてきたばかりの永久歯は乳歯と同じようにむし歯になりやすいので、とくに注意が必要です。

小児科メニュー

  • 歯みがき指導

    歯みがき指導

    歯みがきによりお口の中の汚れをしっかり落とすことは、むし歯予防につながります。お子さんの成長や発育段階に合わせて歯ブラシの持ち方やみがき方を指導します。また親御さんの仕上げみがきも欠かせません。コツをアドバイスしますので、毎日のケアにつなげてください。

  • フッ素塗布

    フッ素塗布

    フッ素を歯面に塗布します。フッ素には歯質を強化してむし歯を予防する効果が期待できるからです。とくに乳歯や生えたての永久歯のむし歯予防に有効ですので、定期的なフッ素塗布をおすすめします。

  • シーラント

    シーラント

    汚れが溜まりやすい奥歯の溝にレジン(歯科用プラスチック)を埋めて、汚れが入らないようにして、むし歯を予防する処置です。乳歯や最初に生えてくる永久歯「6歳臼歯」の噛む面のむし歯予防に有効です。

  • 笑気吸入鎮静法

    笑気吸入鎮静法

    弱い鎮静&睡眠&鎮痛作用がある気体を笑気と呼びます。(正式名称:亜酸化窒素)その笑気を鼻から吸入し、治療時の不安や痛みなどを抑える事ができます。比較的安全な方法で、中耳炎・気胸などがない限りは使用できます。安全性が高いのでお子さまにも使用できますが、患者さんとの連携が必要なため目安は3歳以上からと考えています。

小児矯正歯科

小児矯正のメリット

  • 成人矯正(Ⅱ期治療)で抜歯のリスクを減らせます
  • お子さんが感じていたコンプレックスを減らせます
  • 噛み合わせが改善されることで、体のバランスが整います
  • 正しい舌の位置や動かし方が学べます
  • 正しく飲み込めるようになります
  • 唇と舌の筋力がついて発音が改善されます
  • 頬と舌のバランスが改善され、口元全体が整います
  • 清掃性が良くなるため、むし歯・歯周病の予防につながります

小児矯正のデメリット

  • お子さんの矯正治療の管理を親御さんが行う必要がある
  • 取り外しできる装置の場合、お子さんが協力的でないと効果がでにくい
  • ワイヤー矯正は歯みがきしにくく、むし歯・歯周病にかかりやすい
  • 永久歯が生え揃うまで管理しなければならない

子どもの成長過程に合わせた矯正治療のタイミング

早期の予防矯正(5~6歳)

早期の予防矯正(5~6歳)

5歳から永久歯が生え始める6歳ごろまでに行う矯正治療です。舌や唇の使い方、指しゃぶりや口呼吸などの習慣が歯ならびに影響します。そういった悪習慣を改善し、あごや歯ならびが健やかに成長できるようにトレーニングや装置を用いて、予防矯正を行います

Ⅰ期治療
(小学校低学年~中学生)

Ⅰ期治療(小学校低学年~中学生)

前歯が生え変わる小学校低学年から、永久歯が生え揃いあごの成長目処がたつ中学生くらいまでに行います。
お口の悪習慣を改善したり、あごの幅を広げたり、あごの位置のバランスを整える治療を行います。あごが正しく成長することで永久歯の生えるスペースが確保され、Ⅱ期治療で抜歯の可能性が減ります。

Ⅱ期治療(中学生以降)

Ⅱ期治療(中学生以降)

個人差はありますが、永久歯が生え揃い、あごの成長目処がたつ中学生以降を目安に行う治療です。Ⅰ期治療を終えた患者さんの歯ならびを見て、必要があればⅡ期治療を行います。
生え揃った永久歯の歯ならびや噛み合わせを整える仕上げの矯正治療です。

小児矯正治療の流れ

step 1

初診相談

まず、お子さんのお口の状態を診させていただきます。そのうえで矯正治療が必要かどうか、必要ならばおおよその費用や治療期間と治療内容をご説明いたします。疑問・ご不安などあればお気軽にご相談ください。

step 2

精密検査

治療をご希望される場合は、精密検査を行います。お子さんのお口の状態を正確に知るために、レントゲン写真撮影や歯の型採りなどを実施します。お子さんの不安な気持ちに配慮して、なるべく短時間で行います。

step 3

診断と治療計画のご説明

精密検査の結果をお伝えし、治療内容・治療期間・費用など今後の方針をご説明します。小児矯正は成長に合わせて行うことが大切ですので、検査結果やお口の状態によっては経過観察とさせていただくこともあります。

step 4

矯正治療開始―Ⅰ期治療―

治療方針にご納得いただけましたら矯正治療を開始します。Ⅰ期治療は矯正装置によりあごのバランスを整えます。通院は月に1回程度で、経過観察やクリーニング、装置の調整を行います。治療期間はおよそ2~3年です。

step 5

Ⅰ期治療の終了と保定

Ⅰ期治療終了後は、移動した歯の後戻りを防ぐため、保定装置を装着します。定期的に通院していただき、後戻りしていないか経過観察します。保定期間の目安はおよそ1~3年です。

step 6

Ⅱ期治療開始

Ⅰ期治療終了後、永久歯が生え揃うタイミングで検査を実施。永久歯の矯正が必要と判断できる場合はⅡ期治療へ移行し、成人矯正と同じ装置で歯を動かします。Ⅱ期治療を適切に行えば、成人後の矯正リスクが減ります。